「土用しじみ」と「寒しじみ」

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今や、お酒のお供ともいえるシジミ。一年で最も美味しいのはいつかご存知ですか?この記事ではシジミの旬の時期をおすすめのおつまみレシピと一緒に解説していきます。シジミを美味しく食べたい方にぜひ、おすすめです。

「土用しじみ」と「寒しじみ」とは

定食屋などでよく目にする「土用シジミ」と「寒シジミ」の表記。それぞれどんな言葉かはご存知ですか?実はこの2つはシジミの旬の時期を表しています。
「土用シジミ」とは一年のうちで最も暑い土用の時期のシジミことです。8~9月ごろに産卵期を迎えるシジミは栄養満点とされており、胃腸の調子を整え、夏バテを乗り越える力を与えてくれるといわれています。身も大ぶりなので、バター炒めや酒蒸しで食べるのがおすすめです。
寒シジミとは1月~2月ごろにかけて最も栄養素を溜め込んだ時期のシジミのことです。寒い冬を乗り越えるためにアミノ酸などを豊富に溜めているといわれており、寒い冬に耐える力を与えてくれます。みそ汁などで食べるのがおすすめです。

しじみを使ったおつまみ

アルコールを飲む時にはシジミと一緒に摂取するのがおすすめです。シジミにはオルニチンという肝機能を回復させる成分が豊富に含まれており、お酒を飲みながら肝臓の調整をすることができます。シジミを使ったおつまみとしてこちらでは「中華風シジミ炒め」をご紹介します。
材料はシジミ500g、ニンニクとネギと生姜を少々、それと豆板醤です。まずはニンニク、ネギ、生姜をみじん切りにします。次に中華鍋を熱くしてから油を入れて馴染ませます。次に一旦、油を引き上げ、新たに大さじ2杯を入れます。先ほどのニンニク、ネギの半分、生姜、豆板醤を入れて炒めます。香りが立ち始めたらシジミを入れて炒め、蓋をして蒸し焼きにしましょう。シジミの殻が開いたら味付けをし、醤油やオイスターソースで味付けしたら完成です。お皿に盛りつけし、残ったネギで盛り付けましょう。

まとめ

一年に2度の旬の時期があるシジミ。夏と冬とでおすすめの料理も異なるので、ぜひ、両方を味わってみてください。また、アルコールを摂取する時には肝機能を調整してくれるシジミのおつまみと一緒に食べるのがおすすめです。最近ではシジミを材料にしたおつまみも市販されており、料理をする時間がない時にはこちらを活用するのも良いでしょう。

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